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Q. 床ずれは誰でもなるのですか

A.  若い方でも交通事故などで体が動かせなくなればなります。しかし、若い方は血流が良いため体が動かせるようになると血液を通じて細胞に栄養等が供給されるようになり、比較的簡単に自然に治ります。これに対して高齢者の方はたやすく細胞が死んでしまい、そこに細菌が繁殖したりして非常に複雑な疾患となります。また、痛みなどの知覚の低下した場合に発生しやすくなります。

 

Q. 床ずれと普通の傷はどう違うのですか

A. 普通の傷はある瞬間に生じた外力から発生しますが、床ずれは長時間の圧力とそれに対応した体内の複雑な物理的反応により時間をかけて生じるため、より慢性的であり治りにくいとされています。また、皮膚が赤くなった部分が床ずれなのかを見分けるには、圧迫の無い状態にしばらくしても発赤が変わらなければ床ずれができたと言えます。

 


Q. 床ずれにならないようにするためにはどうしたらよいのですか

A. 同じ場所に圧力がかからないように体の向きを定期的に変えてあげる必要があります。健康な方は体の自然な反応で無意識にそうしているのですが、寝たきりの方ではできないので介護者がしてあげなければなりません。教科書では2時間おきと言われていますが、栄養状態やむくみの状態によって個人差はあり、実際在宅で2時間おきに行なうのは困難です。しかし、介護者の無理とならない範囲内でなるべく多く行なってあげるようにしなければなりません。そして何よりシーツや下着にしわができていないかや皮膚に負荷がかかりすぎていないかなどをその都度チェックする必要があります。
また、お尻や背中だけでなくかかとやひじなど出っ張ったあらゆる所が床ずれになる恐れがありますので、クッションなどで少しでも外圧を弱める必要があります。また、排泄物で汚れて皮膚がふやけないように注意する必要があります。

 

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